視野の欠損について

見える範囲に欠けや歪みを感じることはありませんか?視野の欠損は、私たちの安全な日常生活を脅かす可能性がある症状です。そしてこうした症状がある場合、緑内障の可能性があります。早期発見・早期治療のために、できるだけお早めに当院へご相談ください。
視野の欠損の主な症状
視野の欠損がある場合、以下のような症状が現れることがあります。
- 視界の一部が欠けて見える
- 物にぶつかりやすくなる
- 階段の段差がわかりにくくなる
- 運転中に周囲の車や歩行者に気づきにくくなる
- 読書時に文字が抜け落ちて見える
- 視界の中心や周辺部が見えにくくなる
など
視野の欠損の原因
視野の欠損には様々な原因があります。主なものとして以下が挙げられます。
緑内障
緑内障は視野欠損の最も一般的な原因の1つです。眼圧上昇などにより視神経が徐々に障害を受けることで、視野が狭くなっていきます。
網膜の疾患
網膜剥離や糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性症などの網膜疾患が視野欠損を引き起こすことがあります。
脳の疾患
脳卒中や脳腫瘍などの脳の疾患が、視神経や視覚経路に影響を与え、視野欠損を引き起こすことがあります。
視神経の疾患
視神経炎や視神経症などの視神経の疾患も視野欠損の原因となることがあります。
視野の欠損と関連する眼疾患
視野の欠損の症状がある場合、以下のような眼疾患の可能性があります。
緑内障
緑内障は、主に眼圧の上昇により視神経が損傷される病気です。以下のような特徴があります。
- 周辺視野から徐々に欠損が進行する
- 中心視力は後期まで保たれることが多い
- 初期は自覚症状に乏しい
- 進行すると視野がトンネル状に狭くなる
など
緑内障は早期発見・早期治療が非常に重要です。当院では緑内障の日帰り手術を含む様々な治療方法を提供しています。
視野の欠損を感じたら

視野の欠損を感じたら、自己判断せずに眼科を受診することが大切です。特に以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
- 突然視野の一部が見えなくなった
- 視野の欠損が徐々に広がっている
- 片目だけ視野の欠損がある
- 視野の欠損に加えて視力低下を感じる
など
視野の広さは、私たちの日常生活の安全性と質に大きく影響します。視野の欠損を感じたら、お気軽に当院にご相談ください。患者さんお一人おひとりの目の状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。
視野の欠損は回復することが難しい症状です。そのため、早期発見・早期治療が非常に重要です。定期的な検診と、少しでも異変を感じたら速やかに受診することが、目の健康を守る鍵となります。