視力の低下について
日常生活で「見えにくさ」を感じることはありませんか？視力の低下は、私たちのQOL（生活の質）に直接影響を与える重要な症状です。徐々に進行する場合もあれば、突然気づくこともあります。単なる加齢現象ではなく、様々な眼疾患の警告サインかもしれません。
視力低下の主な症状
視力が低下すると、以下のような症状が現れることがあります。
- 遠くのものがぼやけて見える
- 近くのものが見づらくなる
- 文字を読むのに時間がかかる
- テレビの字幕が読みにくい
- 夜間の運転が困難になる
- 目が疲れやすくなる
- 頭痛がする
など
視力低下の原因
視力低下には様々な原因があり、主なものとして以下の疾患が考えられます。
白内障
水晶体が濁ることで、徐々に視力が低下します。特に40歳以上の方で発症リスクが高まります。
緑内障
眼圧の上昇などにより視神経が障害を受け、徐々に視力が低下していきます。初期段階では自覚症状が乏しいため、定期的な検査が重要です。
加齢
年齢とともに目の機能が衰えるのは自然な現象です。特に40歳を過ぎると、老眼や白内障などのリスクが高まります。
屈折異常
近視、遠視、乱視などの屈折異常も視力低下の原因となります。
目の疾患
白内障、緑内障、加齢黄斑変性症などの眼疾患が視力低下を引き起こすことがあります。
目の使いすぎ
長時間のデジタル機器の使用や、細かい作業の継続などで目が疲れ、一時的な視力低下を感じることがあります。
視力低下と関連する眼疾患
視力低下の症状がある場合、以下のような眼疾患の可能性があります。
白内障
白内障は、目の中のレンズにあたる水晶体が濁る病気です。以下のような症状が現れます。
- 視界全体がぼやける
- まぶしさを強く感じる
- 色がくすんで見える
- 夜間の視力が特に低下する
など
白内障は加齢とともに進行しますが、日帰り手術によって治療が可能です。
緑内障
緑内障は、主に眼圧の上昇により視神経が損傷される病気です。以下のような症状が現れることがあります。
- 視野が狭くなる
- 周辺視野から見えにくくなる
- 目の疲れや頭痛
- 眼痛（稀に）
など
緑内障は早期発見・早期治療が重要です。当院では緑内障の日帰り手術を行っています。
視力低下を感じたら
視力低下を感じたら、自己判断せずに眼科を受診することが大切です。特に以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
- 急激な視力低下
- 片目だけの視力低下
- 視野の一部が見えなくなる
- 眼鏡を掛けても見え方が改善しない
など
大阪市鶴見区・今福鶴見にある大阪鶴見まつやま眼科では精密な検査機器を用いて、視力低下の原因を詳しく調べることができます。白内障や緑内障などの眼疾患も早期に発見し、適切な治療方法をご提案いたします。
視力は私たちのQOL（生活の質）に大きく影響します。視力低下を感じたら、お気軽に当院にご相談ください。患者さんお一人おひとりの目の状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。