色の変化について

色の変化は、普段見ている物の色が通常とは異なって見える症状を指します。色の見え方の変化は、目が発している重要な SOS サインかもしれません。「気のせい」「そのうち改善されるだろう」とお考えにならずに、お早めに眼科へご相談ください。
色の変化の主な症状
色の変化に関連して、以下のような症状が現れることがあります。
- 白や明るい色が黄色っぽく見える
- 色がくすんで見える
- 色の識別が難しくなる
- 青や紫の色が見分けにくくなる
- 色の濃淡の違いがわかりにくくなる
- 夕暮れ時や暗い場所での色の識別が特に難しくなる
- 以前と比べて色の鮮やかさが失われたように感じる
など
色の変化の原因
色の変化には様々な原因があります。主なものとして以下が挙げられます。
白内障
水晶体が濁ることで、光の透過や色の認識に影響を与え、色の変化を引き起こします。
加齢による変化
年齢とともに目の水晶体が黄色く変化することで、色の見え方が変わることがあります。特に40歳を過ぎると、白内障のリスクが高まり、色の変化を感じやすくなります。
網膜の疾患
網膜色素変性症や加齢黄斑変性症などの網膜疾患が、色の変化を引き起こすことがあります。
色の変化と関連する眼疾患
色の変化の症状がある場合、以下のような眼疾患の可能性があります。
白内障
白内障は、目の中のレンズにあたる水晶体が濁る病気です。以下のような症状が現れます。
- 色がくすんで見える
- 白や明るい色が黄色っぽく見える
- コントラストが低下し、色の識別が難しくなる
- 夜間や薄暗い場所での色の識別が特に難しくなる
など
白内障は加齢とともに進行しますが、日帰り手術によって治療が可能です。手術後は多くの場合、色の見え方が改善します。
色の変化を感じたら

色の変化を感じたら、自己判断せずに眼科を受診することが大切です。特に以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
- 突然色の見え方が変化した
- 片目だけ色の見え方が異なる
- 色の変化が徐々に悪化している
- 日常生活で色の識別に困難を感じる
など
色の変化を感じたら、お気軽に大阪市鶴見区・今福鶴見にある大阪鶴見まつやま眼科へご相談ください。患者さんお一人おひとりの目の状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。